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第9回SDGs会議 令和5年7月24日

2023.7.26

大淀町商工会大会議室で大淀SDGsチャレンジの会議です。

 

浅田委員長より、「このプロジェクトが多くの方に参加していただけるようになった。国や県からいろいろなところから興味を持っていただいて、経済産業局からもお越しいただけるようになった。期待されているプロジェクトになってきているので、みんなで協力して町を盛り上げていこう。」というあいさつで会議が始まりました。今回の会議は、6月に広報で新たなメンバーの募集を行った結果、新たに8つの事業所が加入し、22事業所体制となった最初の会議となります。そして本日は近畿経済産業局より視察に来られて今まで以上ににぎやかな会議となりました。

 

新たなメンバーが加わったこともあり、新メンバーの自己紹介をはじめ、試作品を改めて3点紹介し、今までの歩みを含めて試食を行った。(本日参加してくださっている5名の方 南都食糧(株)・café&kitchenやまぶき・(株)ゆとろぎ珈琲・割烹三笠・(株)ラ・ペッシュ)他にも木工での参加2社とあと飲食業者1社の参加。前回の会議時には2か所のテスト出店が承認されたが、その後の個別相談の聞き取りなどにより、新たに5カ所のイベントへの出店が計画され、またその出店については、新たなメンバーを含め試作品や新製品の試食イベントを進めることとなりました。

 

今回試食を行った商品

1.梨の葉そうめん(鮨亀 浅田委員長)

梨の葉素麺は、葛城市の製麺所で製造、きれいなグリーンの素麺。今後は 素麺以外のたとえばパスタ麺の開発も今後実施していく予定。梨の葉の粉末について、梨の葉には農薬がかかってしまうことで、残留農薬が問題となっていた。しかし、今年度梨の原木(消毒なし)の葉を採らせていただけることとなった。

 

2.きりこ「おかきのはしっこ」(森脇米穀店)

冬におかきの製造時にできる端っこの部分は本来は廃棄するものであるが、その部分をきりこ(おかきのはしっこ)という商品名販売している。今年は、このきりことレストランときんとのコラボによる、ソフトクリームの開発を試作中。当プロジェクトで考案された梨蜜ソフトクリームは1ヵ月限定で9月より販売している。今年の1月にも奈良県主催のあったかもんまつりに、茶粥にきりこをトッピングして提供したところ、審査員特別賞をいただいた。審査員より、おかゆの上にのっているお餅が美味しかったというご意見があり、おかゆを番茶ソフトクリームに見立てて開発が進んでおり、完成が待ち遠しいですね。

 

3.梨のフィナンシェ(コッペ大淀)

今年の6月に摘果した梨を利用。元々摘果した梨は、かたくて渋くてとても食べられるものではありませんが、それを何とか商品化へと試行錯誤して唯一商品化してくれたものです。摘果され間引かれた梅干しぐらいの大きさの梨は、年間数トン摘み取られて、産業廃棄物として廃棄されます。この商品はまさしくSDGs商品。